収束とは発散なのです

そんなわけで今日バイトの最終日です(どういうわけ?


大学1年のときも同じバイト先で同じことをやってました。
2年になって一旦辞めて、3年になって戻りました。
そしてまた1年が経ち、今日、今からバイト先に行き、退職します。


少し前にシリーズを組んでお話をしたように、僕の仕事は先生です。
生徒との交流が大きなやりがいを生んでいたことは十分に話しました。


しかし裏舞台というか、講師同士の交流も同様に大きな原動力なのです。
少し思いを巡らせて欲しいのですが、20を過ぎると文系理系が分かれて生活することが多いように思います。
普通のどこかのバイト先でもどちらか一方だけってことはないと思いますが、このバイト先は、文系理系の「現役大学生」がバランスよく集まる場所なのです。


数学を担当する先生は当然数学科であったり、物理学科であったり、化学科だったりします。
国語や英語は文学部の文学科や英文学科。心理学科や国際文化の人もいます。
そう、満遍なく、いろんな学問を志す人が集まる場なのです。
そういう人たちから話を聞くのは、大変刺激的でした。


文理両方の考え方を学ぶというのは、学問を見つめる上で大事なことです。総合的な判断力を養うことになります。
まぁ、ただの気の合う友人たちでもあったのですが、ともかく僕はそこから今日でいなくなります。


以前勤めていたときと同じタイミングで、同じような事件に出くわしました。


どちらも僕の対処はあまり結果が出ませんでした。
ですが、悪い思い出ではありません。少し心が痛むようなことなのですが。


大事な絵を額縁に入れるような気持ちです。
それでは行ってきます。