すごいことを考え付いたはずだった

さっき書いた日記から1時間程度。日付こそ昨日にしてしまったけど、書いたのはホント1時間前。ちょっとウトウトしましたがやっぱり起きてしまった。
ヤケになって風呂に漬かってたんですが、すごいことを思いつきました。こんな病気があったら怖いぞ! ってことをずっと妄想してて、例えば「抵抗力が強くなりすぎる」とか怖そうです。抵抗力強すぎたらなんとなくよさそうですが、そんな人が自己免疫性疾患を併発したら大変ですよ。異常な力でアトピー起こしたり、リウマチ起こしたり。
そういう想像をしていた中で最も怖いなと思った病気は「細胞が分裂しなくなる」病気。これは怖いです。表皮は数日で新しいものと入れ替わっていますが、この病気にかかれば数日でベロンチョ、なのです。その時点で細菌に感染して、それを引き金に死んでしまいそうです。生き残ったとしても赤血球が死んでしまっては呼吸が出来ません……ガクガク。
細胞が増えまくるガンよりよっぽど怖い……って、ん? 何かおかしくないか……? 同じように細胞分裂制御に関連する遺伝子が傷つくことで発症するはずだから、この病気の死者はガンと同じくらいいるはずだぞ……?


ガン……細胞の分裂制御がおかしくなって、異常に増えまくる。大抵たった1個が始まり。分裂を抑える遺伝子が傷ついてストップ・分裂を促進する遺伝子が異常に活性化、どちらか、あるいは両方起こるのががんです。


その逆に位置するっぽい「細胞分裂停止症」、通称「んが」(←笑いどころ)はどうだろう。分裂を抑える遺伝子が傷ついて活性化・分裂を促進する遺伝子がストップ。
体の中でたった1個の細胞が「んが」細胞になったら? ……そのままんが細胞はいつか死んでしまって、おわり。普通に寿命を迎えた細胞と同じように処理され、体外に出て行く……。
人はがんになるのと同じ頻度で「んが」にも罹っていると思われます。私のパラサイト・イヴ並のサイエンス・ホラーはここに打ち砕かれたのであった。