In Final Battle

明けて木曜の早朝です、おはようございます。
前日の深夜に仮眠を少しとってから、私は寝ておりません。


というのも、明日ゼミで私が発表当番だからなのです。
適当な英語論文を訳して、「どんな分野の」「どこが新しく分かって」「それはどのようにして分かったのか」を当然日本語で、皆にレクチャーするという趣向の授業です。


私は「T細胞質型トウモロコシにおける細胞質雄性不稔と関連するミトコンドリアタンパク質」という題名の論文を訳しています。
事前に「これを発表することにしました」と先生にお伺いを立てたのですが、これは難しいものだよ、一人で訳せたらえらい! と言われ、(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。


私は量が多いだけで簡単なものだと思っていました。
なぜならこの論文は先生に「いくつか私の研究分野の知見を得られる簡単な論文を」と紹介いただいたときに混じっていたものだからです。
生物学の知識があるだけで、ミトコンドリアの研究についてはサッパリの学生に難しい論文を渡すわけはないと思ったのです。


「あー、これ選んじゃったのか。これは難しいよ。一人で読めるかなぁ。難しいだろうなぁ。質問を歓迎します。あ、そうだ。学術誌ってのはランクがあってね、上のランクの研究は画期的で、いわゆる難しい論文ってことなんだけど、この論文、結構いいランクの学術誌に載ってるよ?」
私が先生の言葉を理解できたのはそこまででした。他に何か言っていた気がします。


Proceedings of the National Academy of Sciencesという雑誌です。
どの程度のランクかどうかは知りませんが、きっとすごい雑誌なのでしょう。
「国際的な科学学問の進歩」だそうですから、きっとすごい。


みんな、オラに力を分けてくれ。