一山抜けたのか

ゼミの発表原稿落としてもみんな許してくれました。やったね。
金曜の夕方まで、久々に暇もなく駆けずり回ってました。


ひと段落したその夕方にゲーセン行って遊び狂って、こどものおもちゃ買って帰ってきて、読んでる途中に寝てて気がついたらこんな時間なわけですが。


今日は帰りが久々に日をまたいだのですが、帰ってくる途中の景色は私を大変驚かせました。


電車の中でいびきかいて寝てるおじさんとかはまぁ、よく見るのですが……私が今から話すことは、もしかしたら社会人には日常なのかもしれませんが。
まぁあれです、まず持って、地元に駅についた瞬間にベンチに寝てるおじさんがいたんですよ、目の前に。
で、そのおじさんを「もしもし、終電ですよ」って起こしてる別のおじさんがいるんですよ。


ホントは終電じゃなかったんだけど、多分ほっといたら起きそうもなかったから、あれは方便だったのでしょう。
マジカッコいい。そういう粋な計らいをできるおじさんに胸キュン☆ですよ。


そんな様子を見ながら私は改札を通りました。
改札抜けてすぐの切符売り場周辺、夜はおうちがない人たちの寝泊り場になります。
今日もダンボールのテントができてて、自分がもうすぐ就職するだろうことと合わせていろんなことを考えました。
あの人たちだって働いてたはずなんだけどなぁ、とか。


誰が悪いとか言うのは簡単だけど、私がどうにかできるわけではない以上、発言権はないので誰それが悪いんだーって勝手に脳内で思うだけでしたけど、就職するってことをもっと大事にしようかな、って考えたことは少し握りしめておくことにしました。


んで、タクシーに並ぶ人たちの恐ろしいほど長い列。
明けて土曜の夜中だからなのかは知りませんが、終バスを逃した人たちの鎖はとにかくすごかった。
何がすごいって、乗り場の待合所なんかとうの昔にはみ出てて、20mくらいの列だったほどすごい。
人気サークルだ。5部限定だ。


あの列に加わる日が近いんですねぇ……なんて思ってましたが、自分は自転車で駅まで行っているのであった。
列には加わりませんよ。タクシー高いもの。


自分は自分の街を思ったほど知らない。
夜の蝶の花園がたくさんあることは、昼間のシャッターが閉まった入り口で、間接的にしか知らない。
別段本当の顔を知る気もないけれど、見知ったようなことでも知らないことが詰まっているんですよ、という好例を得たことは事実で、私はまた一段大人の階段を上ったのであった。へぇ〜へぇ〜。(2へぇ)