頭が良い人って言われたかったんだよ

そう言えば東大大学院に行きたかった時期があったなぁと思い出したりしてたんですが、結局何が勉強したかったんでしょうと自分に聞いてみると答えが返ってきません。遺伝子工学やら薬学やら医学やら、そういった「生命科学」が勉強したかったのは確かですが、「Why?」については、私は答えを持っていなかったのです。
子供のときに図鑑を読んで、花の名前や虫の名前を周りの大人に教えて回ったときに、大人は私に「かしこいねー、えらいねー」と褒めてくれました。今の私が同じように子供に何か教えられたもそうすると思いますが、私はそれで「自分は生き物が好きなんだ!」と思い込むようになっていきます。いや、実際好きですがw
まぁ、子供ってそんなもんなのかもしれません。私がもし、俊足を褒められたのなら今頃陸上選手だったのかもしれません。私はたまたま知識を褒められたからこうなった。


気がついたらこんな年で、なんとなくもっと上に(院に)行きたいと思っていました。その理由は何か? と言われると、「頭が良いね」となでなでして欲しかったのかもしれません。モルスァ
勉強して、しかるべきところに身をおくことで「あいつは頭がいい!」って、そういわれたかっただけなのかも。


何だかそこまで考え終わると、少し自分が浅薄に思えましたw 頭が良いかどうかは、人と付き合っていく中で、周りの人が一目置いてくれる……と言った方が社会を渡っていくには余程価値があるのではないのでしょうか。
やはり人間間の協力関係がないと。あいつのためなら……と私のために多少の無理もしてくれる友人を、私は自分の努力の成果で引き付けていかないといけないなぁと思いました。そのために努力をし、人を助け、それでお返しに助けられるようになりたいですね。
というかこれだけ語っても「情けは人のためならず」で纏まることに私は驚愕を覚えています('A`)


私のために多少無理してくれる、少ない友人たちは大事にしないといけませんねぇ。